カルボナーラを作って

私の中じゃスーパースター

「Into Your Eyes」の指環の行方を考察する

この前のラジオでお披露目された淳太くん作詞の『Into Your Eyes』にどハマりしコンサート本番では涙目になるほどのめり込みましたこんにちは!!

綺麗で儚くてセクシー……淳太くんすごい……これを自担に歌わせてくれた淳太くんに菓子折りを何個贈呈しても足らない。

音も歌詞もビジュアルも!!三拍子!!コンサートの演出にはやられた。各担当覚悟しても無理だから潔く自担を見てきなさい……本当はネタバレになってしまうけど演出含めて書こうと思ったけど何せ小瀧固定で見てしまって2人が何してたかあまり分からない。ので、ここの歌詞のシーンは見てほしい、と書くけど演出は書きません!安心して!

淳太くん作詞でなかったら歌詞を見ても世界を広げることはなかったけど、淳太くん作詞となれば。3時間ほどリア友と歌詞を見て話し合ったよ淳太くん……全部個人的な解釈なのでそれを踏まえて読んでくださいませ〜

まず、複数の見方が出来る。天才か。時代が時代なら東大出の文豪とかとお友達。それで〇〇派とか入ってるんでしょ。

最初は男が不倫してると思ってたけど、最後の一文でどっちが不倫しているのか分からない状態に。「指のウソ」が大きな働きをする。表現かっこよすぎ。まるでイニシエーションラブ。確か淳太くんは4wayって言ってたけど(ラジオ)、私は3つしか見つけられなかった。

①男が既婚者 女が見つめる指の嘘は「男が付けている結婚指輪」。この場合は単身赴任者?

②女が既婚者 女が見つめる指の嘘は「女自身が付けている結婚指輪」。

③女が婚約済 女が見つめる指の嘘は「女自身がつけている婚約指輪」。

指環の種類にも瞳にも種類があっていくらでも妄想広がるよ〜〜この3点を踏まえてこれから一つ一つの歌詞を読み解いていくよ!レッツゴ!パーリナイ!ブルアァァァ!

ー Listen up

「Come here」はここにおいで、「Something I wanna say You know」は私はあなたが知っていることを言いたいだけど明らかに直訳すぎるからもうちょいかっこいい感じでしょ。ごめんね淳太くん、英語力の欠如のせいでアホみたいな和訳になってしまった……なんとなくニュアンスが分かる方はコメントお願いします……問題はそこじゃない。その後の「Listen up」!!!聞いて、って意味なんだよ!?聞いて、って明らかに男が女に切なさを感じてるよね。②③がやっぱり濃厚?

 ーなにげない平日の夜 約束もないけどこうして会えたね All right

 「なにげない」ってことはこの関係性は2人の中ではあくまでも日常の中。約束もないけど会えるのは、今日いるかなっていつもの場所で男が待ってたからで、必然を希望する偶然。毎週何曜日、とかそういう約束の仕方じゃない。「All right」には「やっぱり来たね」って確認の意味があるはず。平日しか会えない関係。①の場合男が土日に奥さんのいる家に戻るから、②女が既婚だったら夫婦の時間になるから、③婚約済だったら土日は結婚式の打ち合わせとか衣装合わせとか本命の男としなければならない事務があるから。だとしても平日の夜に会えるのなら③の可能性が高い。この曲を最初に発表したレコメン!は平日夜の放送なんだよね………淳太くんって罪な人…………

ー苦いコーヒー飲めないくせに 私もそれでと笑う

考察する時にコーヒーが難点でキーポイントだった。なぜコーヒーなのか?夜なのになぜお酒ではないのか?

また、カフェインは覚醒度を上げることで集中力も上げますが、同時に軽い幸福感や多幸感が得られることもあります。

 お酒だと流し込んで記憶を薄くすることも出来るけどコーヒーはそれが出来ないし、自我を保ったまま事が終えられる。覚醒=自律神経の興奮作用。カクテルでも良かったところをあえてコーヒーにした淳太くん!!字数は一緒でも全然印象が違う!!場所は夜の喫茶店かな……そんなに長居はしない。バーでコーヒーは違和感が残る。

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女が頼んだコーヒーはきっとほとんど手をつけてない。でもこの後するであろうキスをした時に男が飲んだ苦いコーヒーの味を共有することが出来て、その味を感じることが2人が会えた証拠。この「苦いコーヒー」が罪悪感だとすればキスすることで男しか感じていなかった罪悪感を分かち合えるし、この恋が許されないもので「苦い恋」になってしまうことを暗示している気もする。

ーまるで子供みたい そっと君を引き寄せ 「嘘つきめ」と抱きしめる

時既にホテル。ここは小瀧のソロパートなわけですが、グループの中で最年少で普段は大型犬のような末っ子が「まるで子供みたい」と歌う……この歌割りに痺れた。歌詞に戻ると「嘘つきめ」がやっぱり気になる。主語は男なので彼女の嘘は何なのか?誰に嘘をついているのか?やっぱり女が浮気?彼女は「嘘つき」なのに愛しさの方が勝つからその想いで抱きしめてしまう男。いきなりではなく「そっと」なのはその近づく時間さえも楽しくて嬉しくて愛しいんだろうな……

ー Look into your eyes, girl 何も言わないで

Lookは「視線を向ける」、intoは「〜の中に」という意味なので目に映すだけじゃなくて意志を持って視界に自分を入れて欲しいという強い願いが見える。「lady」じゃなくて「girl」なのも「子供みたい」の延長?

ー その笑顔は誰にも見せないで

前の一文に続き「〜ないで」という願い。「〜して」ではなく「〜しないで」という懇願。きっと言ってないし届かない想い。懇願なのに言わないし見せないのはプライドが高いと言われる神戸出身の淳太くんが書いた歌詞らしいなと。雑誌でも時たま関西男性らしいプライドがジャニーズWESTに垣間見ることが出来るよ。関西弁一切出てこないんだけどね!!!「誰にも」の部分で他に笑顔を見せる相手が存在することを示し、独占欲が垣間見えるので女に本命がいる線は濃厚。もし①男が既婚なら自分は浮気してるくせにそれはちょっと上から目線すぎる。

ー 鳴った電話に 遮られた時間の続きを探そうか?

この鳴った電話の所有者が分からないけどこの流れで想像すると女だろうな…本命からの電話か。男からするとこの電話は自分たち2人の時間を邪魔するものなのでコールが響いただけで女は電話に応えていないはず。じゃないと淳太くん可哀想!!!女も機内モードにしろよ!!!電話が鳴るところにスリルがあって禁断の恋の感じが出るんだけどね……「見つけよう」じゃなくて「探そうか?」と表したところにこの恋が共同作業という感じがする。最後に「?」を付けているけどこれは相手の了承ありきのあえての問いで、「Look into〜」の部分と同様に意思を求めている。

ーOh 君へと近づくほど 友達のフリがうまくなってく Oh no baby

この歌詞でこの女の印象が覗けた。「君へと」だから男だけが近づいてるのかもしれないし、もしかしたら1回は奪おうと思ったのかもしれない。「友達のフリ」ってことは普段から男と女は接点があるはず。誰に友達のフリをするのか?もちろん、女の本命に。だから男と本命男は友達だと思うんだよな………見せて欲しくない笑顔も全部最終的には友達の手に渡る…!! オイ相当な小悪魔だなこの女!!「友達のフリ」だから友達には戻れないし、他人の前で友達を超えることも出来ない。もどかしい恋愛してるね……

 ーワガママだって愛せるけど 本当の気持ちは言えない

「ワガママ」言っても愛せてしまうほどこの男はのめり込んでる。それがいけないことだと気づいていながら。「本当の気持ち」は本命のところに行くな、という気持ちでしょう、きっと。「本当の気持ち」はもう少し後で深堀りされる歌詞があるのでそっちでちゃんと触れるよ!!君の本当の気持ち、無駄にはしないから!!任せて!!(号泣)

ー振り返りざま そっと笑う君に またいつかと手を振った

場所はホテルを済ませて駅のホームかな。振り返りざま女は「そっと」笑う。この「そっと」に男女の切なさと男が女を求めてしまうところがあるな…名残惜しいような、何か言いたげな表情されたらそれはもう男の負けでしょう。気になって気になって仕方がなくなる。でも「またいつか」だから次回の約束はしていないし、女が求めた時がその「いつか」。男に「いつか」を決める権限はないし、自分が「ワガママ」を言うことは許されない。 関西の男性らしいな…………(2回目)

ー どこにも行かないで

来たよ「本当の気持ち」!!お待たせ!駅のホームに立ってる男としては引き止めたくなる瞬間。

ー その言葉を静かに飲み込んで

飲み込んだーーーーーッ!! ごめん荒ぶった。「静かに」のところに大人の余裕が見える。女にとってこの恋愛はどういうものかまだ分からないけど男は女が思っている以上に女のことが好きで余裕がないのかもしれない。でもそれを女に悟らせることはしない……

 ー 最終電車に乗り込んで行く 君の背中を見ていた

「最終電車」という言葉のチョイスが世界観を深めてるからすごいよ淳太くん。「終電」みたいに略すと対で「始発」の存在も出てくるけど、「最終電車」と言われると本当に最後みたいで。それが男の見つめる「君の背中」に続いていく。さっきまで抱いていた背中……既に彼女は自分の方を向いていないけど男はまだ女を見ている。手を振ったから別れたはずなのに…お酒じゃなくてコーヒーだったのは決められた時間に帰さなければならない、帰らなくちゃいけない暗黙の了解がお互いにあったことも理由の一つかな…?

ー Get down, Break down もっと恋に落ちてく

ただでさえ女にゾッコンなのにさらに落ちる。「Get down」は俗語として体を重ねるという意味もあるらしく、「Break down」は壊れる。体を重ねることでもっと好きになるけどどこかでこの関係が終わることが分かっている……壊れるほど落ちても愛したいのか、既に壊れているのか。

ー Get down, Cuz I can't stop 瞳に溺れてく

「Cuz」はBecauseの略なので、だからもう止められない、の意。「Get down」がまた登場して接続詞に繋がるので男は既に壊れていると考えられる。壊れるのも落ちるのも溺れるのも全部男。救われることはなさそう………うっ、うっ………

 ー もっと君に堕ちてく

恋は「落ち」て君には「堕ち」る。調べても類語の括りになるけどこっちの「堕ちる」は堕天使とか堕獄とか堕罪とか「悪化する」印象。男がこの恋の罪に気づいてるけど例により止まるところは知らず。もう男は女に転がされてる。

この後念押しのようにもう1度瞳に溺れる。2度目の「瞳に溺れてく」は淳太くんのパートだけどここの表現は官能的で儚いので、ぜひコンサートにこれから行く人は見てほしい!!自担を見るのもいいけど、ここは見て損はない。むしろプラス!!!あれは私の知ってる淳太くんじゃない。

 ー Pretty baby 

「Pretty」に小悪魔感あるな〜!!子供みたいで可愛くて。もう私の中で女は小悪魔のイメージで固まってる。

ー Keep on lovin'

「lovin'」はlovingの略。loveは状態動詞なので普段は進行形のingを付けない。lovingにはいつも好きだけどもっと好きだ、っていう愛を増した表現が含まれるらしく、本当にこの男はこの女しか見てない。加えて言うと本命男に全く触れない。本命男の存在は仄めかしてるところがちょいちょいあるけど全く触れない。それだけこの女しか見てない。

この後の小瀧パート(Lovin' , Lovin')が「なんで…」にしか聞こえないんだけど歌詞見たら「Lovin'」だった。なんで…に聞こえません??

 ー もう何も聞かないで

一番のサビでは「何も言わないで」だった歌詞が「もう何も聞かないで」になり「もう」の一言で時間の経過が読み取れる。「言わないで」→「聞かないで」の間に何があったの……? 私の想像では「言わないで」は男も既に知っているけど女が結婚すること、「聞かないで」は女が冗談で聞く「貴方は結婚しないの?」「いい人いないの?」かなと。冗談きつい〜!!こんなに男は女に惚れてるのに!!本人からの解釈がないのでここは妄想するしかない。ここで私は③婚約済と解釈したけど、もし②女が既婚だとすると「言わないで」が旦那がいること、ということになりなんか浅い気もする。「嘘つきめ」の嘘はやっぱり女が本命男についたこの出会いを隠す嘘、か。その嘘をつかせているのは間違いなく自分でありこれ以上女に無邪気な問いをされたら男は罪に耐えられなくなりそう。それが「もう」にかかってくる。

 ー許された時間を 壊さないで

「許された時間」がキーワード。①の場合単身赴任の期間しか会えないからと解釈できるけどここまで来てもう男が不倫してるパターンを考えるのは無理があるからこれはないかな。②③の場合は社会的に許されない関係の2人が会える期間、そして③の場合は女が結婚するまでの期間と考えることも出来る。細かく捉えるなら本命からの「鳴った電話」によって帰る時間が決められたことを言ってる可能性もある。どのパターンにしろこの嘆きも女に言うことなく自分の中に押し込んでるんだよね。男が女の背中を見つめていたのは「許された時間」を、もう来ないかもしれない「いつか」を待つより今を堪能したかったからなのかな。

「〜して」じゃなくて全部「〜しないで」。「〜して」で望むことは1つだけど「〜しないで」それ以上を求めない。「そばにいて」より「どこにも行かないで」の方が気持ちとして大きく感じられる。

 ーWon't stop 君を愛すほどに Lost my way

「Won't」はwill notの略で「〜するつもりはない」「どうしても〜しようとしない」という意味なのでこの恋を止めるつもりはない、という感じだと思う。「いつか」がまたあることを期待しているけど、愛せば愛すほど「Lost my way」、つまり道に迷うというジレンマ。そもそもこの道を選んだのが間違いなんだけどもう後には引けない。道に迷ってるから戻る道も行く道も見つけられないまま。

 ー 濡れたシャツも Take off

「Take off」は外すという意味。何となく遠くに置く、みたいなニュアンスを感じるので女が濡れたシャツを外してる間だけが女の愛を一身に受けられる唯一の時間なのかもしれない。そのシャツを手に取ればもう別れは近いから。なるべく、遠くに。

 ー 肌を重ね Dancing

 シャツを外した2人は肌を重ねると共に罪も重ねていくんでしょう………現在進行形の形で動詞が使われるのは「lovin'」は特殊なのでこの「Dancing」のみ。この時間が続いてほしい、「ing」の関係でありたいという意思も込められているように見える。

ー 首に残す ルージュと過ち

男の首に残るのはキスマークではなく、ルージュ。キスマとルージュなら語数も一緒だけど、ルージュは擦れば消えてしまうから残らない。男には所有印をつけるんじゃなくてあくまでもその瞬間だけは独占していたことの証。ルージュはすぐに消えても男の心に女は残るんだよ……「過ち」は意味通り。そして漢字から推測するにいつか過去になってしまう出来事。男の「ing」は叶えられないことがここで暗示される。

「過ち」

思いがけずしでかした悪い事。 過失。

男女関係での道徳的な過失。 

 ー今日も君の 寂しげな瞳が

今日も、なんだよね。いつも会った時に寂しい目をしてる。もしかしたら女は本命の男と上手くいってないのかもしれない。もし女が③婚約済なら今思ってることを全部言えば自分のところに来るかもしれない。ここに「〜しないで」のそれ以上を求めない男のスタンスが関わってくる!!自分の幸せを求めてもいいはずなのに女の幸せを願い、もし幸せになれなさそうならやめてほしいと思っている。そしてあわよくば自分を選んでほしいと願っている。でもその判断を促すことが女の幸せになれる道かと問われればそれが正解じゃないような気もする。だから「いつか」が女の結婚後にあっても男は受けとめてしまうと思う。

 ー うつす 指のウソ

まずは「指のウソ」という表現の素晴らしさ!!このブログでは最初に指環の存在を書いてから話を進めたけど、初めて曲聴いた時にこの表現には驚かされた。この一言で今までの歌詞の意味が変わってくるし、これがなかったら私はこのブログを書いてない。この指環は女の存在を男に痛いほど知らしめているし、女が寂しい瞳をしているのを知っているからこそ指環はもどかしい存在。前の歌詞に引き続き③婚約済で話を進めると、男と本命男は友達だからこの指環が本物になる瞬間を男は見に行くことになる。男にとって結婚式での女の表情は「ウソ」に見えるんだろうし、そこで改めて罪悪感に苛まれる。知らなければ良かった恋だけど男は落ちるところまで落ちる覚悟なのかもしれない。

書いてて気づいたけど、ひょっとしてこの指環は今と未来を繋いでる?男にとって今は道に迷ってる状態だけど、唯一の打開策が憎いことにこの指環?自分が女を愛してはいけなかった原因がこの恋を終わらせる?

淳太くん天才だよ…!ノーベル文学賞狙えるよ…!

きっとこの2人が別れる時、女はスパッと別れて男があとを引きずることになるんだろうね……1度見えてしまった「ウソ」は女が何食わぬ顔をしている間も男を辛くさせるし、考えれば考えるほどこの女は小悪魔。

お気づきの方も多いと思うけど、私の結論は③女は婚約済 です。辻褄が一番合う形だった。

この歌詞を浮気絶対ダメ!の淳太くんが書いてるから衝撃。よくDTでは?(笑)とか言われるけどDTが書ける歌詞の深さではない。プロの作詞家さんが手直ししたところもあるみたいだけど、淳太くんは天才。これ今度のセンター入試試験範囲だから覚えとけ。

今回このブログを書くために歌詞を何度も見て何度も曲をリピートしたけど全く飽きない。歌割りが上手いし高音が多くて自担の透き通る高音が聴けて嬉しい。直接的な表現が少なかっただけにたくさん妄想が出来たし、語彙力に頭を悩ませるけど考察楽しい!

コンサートの演出も「これを7000円で見れるんですか?」という素敵な演出に仕上げられています。現実でも夢でもないような空間。本当に綺麗で儚くて切なくて3人の表現力に圧倒された。早く円盤出してくれ。出来ればマルチアングルが欲しい。

「またいつか」生で「Into Your Eyes」を見たい。

この曲を作詞してくれた淳太くん、作曲してくれた方、歌ってくれた3人、本当にありがとう。

 

このブログを読んでくれた方も、ありがとうございました!